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アイテム上部回収

魔法陣雑魚のような点アイテムを大量にばらまく雑魚の場合、アイテムはある程度散らばって放出されます。中には下方向に放出されるものもあるため、正面から撃破後にそのまま上に移動して回収しようとすると、いくつかは上への移動中に回収されてしまい、上部回収を失敗することがあります。

上部回収に失敗すると取得時のスコア表示が白くなるため、失敗していること自体は特に注意深く見ていなくてもすぐにわかります。とはいえ一回につき多くても1~2個ということもあり、回収ラインを少しくらい割っていてもたいしたことはないだろう、と軽く考えてしまいがちではないでしょうか。

紅魔郷や妖々夢では確かにそうなのですが、永夜抄に関してはその考え方は間違いです。少しラインを割った程度では微減にしかならない紅魔郷や妖々夢と同じ感覚で考えてはいけません。気付かないところで大幅にスコアが落ちることになります。

以下、少しマニュアルから引用。

◇得点アイテムボーナス
画面上部であればあるほど点数が上がります。
現在の最高得点は、妖率ゲージの上に書かれている点数ですが、逢魔が時になっていないと、その点数は得られません。

◇逢魔が時
-80%以下なら、自分のショットが敵に当たると刻符に変化し、得点アイテムの得点を2倍にします。

これを見ると人間逢魔が時状態ならいつでも点アイテムのスコアが2倍になるように読めるのですが、これは微妙に嘘です。実際は人間逢魔状態で、なおかつ画面上部回収に成功した場合にのみ2倍の補正がかかっています。

つまり、永夜抄でアイテム回収時に少しでも上部回収ラインを割ると、得られるスコアが半分以下になってしまうということです。ステージ毎に数個白いものが混じるだけでも、それがクリアまでに積み重なればトータルでの被害は軽く数千万のオーダーになります。

道中パターンを作成する場合は、この点に注意するだけでアベレージが目に見えて変化します。ちょっと気を遣うだけでもだいぶ変わってくるので、今まで軽い気持ちで妥協していたという方は、このあたりを見直してみると良いかもしれません。


ちなみにASAPIN氏の56億リプレイを見ていて一番凄いと思うのは、ノーミスでもスペル取得数でもなく、このアイテム上部回収の驚異的な精度です。全編通して点アイテム回収時のスコア表示に白いものがほとんど混じりません。

Lunaticでは次の展開の為の位置取りをある程度優先させる必要があるため、アイテム回収にあまり時間をかけるわけにはいきません。結界組のような移動速度の遅いチームでこれが出来るということは、それだけ的確で効率的な動きをしているからに他ならないのですが、このあたりが今のところ私には手の届かない境地なんですよねえ。実際にやってみるとわかりますが、真似しろと言われてもそうそうできるものではありません。
by mostlyharmless | 2006-06-04 23:13 | th08-Misc