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シューティングゲームの歴史 (Histoire Du Shooting Game)

「シューティングゲームの歴史 (Japon : Histoire Du Shooting Game)」という動画の存在を、昨日初めて知りました。フランスのゲーム専門チャンネル「GameOne」で制作されたドキュメンタリーのようです。

Japon : Histoire Du Shooting Game (shmup.avi)

[here is a link to the video]というリンクから、右クリック→対象をファイルに保存で動画をダウンロードできます。少し下の[shmup subtitles]というリンクから、英語版の字幕ファイルが。面倒という方はYoutubeにもあります。ただしこちらは画質が悪くて、字幕がほとんど読めません。なお、Youtubeの方にはメイキング映像も有るようです。

もうオープニングでいきなりバブルシステムの起動音が使われている時点で、どこか上の方の階層で人類側の勝利条件が満たされてしまったような気がしますが、まあそれは置いておいて。

いや、これは凄いです。内容にしても解説のレベルにしても、あまりにツボを押さえすぎた映像素材にしても、どうして地球の裏側に住みながらこんなものが作れてしまうのか、不思議で仕方有りません。
中盤あたりで弾幕シューティングの「当たり判定」についての(わざわざイメージ映像まで用意した)詳細な解説を始められて、思わず頭を抱えてしまいました。ゲーメストの特集記事じゃあるまいし。

欠点は日本語のインタビュー部分にフランス語の吹き替えが重ねられてしまっていて、何を言っているのかさっぱりわからないと言うことでしょうか。で、ちょっと探してみたところまだ誰も翻訳に手を出していないようなので、英語版の字幕ファイルから日本語版を作ってみました。興味ある方はどうぞ。

shmup_jp.ssa (061109-1855)

一晩で一気に訳したので後半、というかスペースインベーダーのあたりで既に力尽き始めて、わりと適当な訳になっています。分量の目算を誤りました。おかげで昨日は半徹夜です。誤訳の指摘歓迎。

日本語の字幕ファイルを表示するには、MediaPlayer Classic直リンク)を使います。
日本語を表示するための手順は以下の通り。

ウィンドウのメニュー(窓の上部に並んでるメニューバー)から
・View(表示) - Options...(オプション...) - Playback(再生) - Output(出力) - DirectShow Video - VMR9(renderless) を選択
・View(表示) - Options...(オプション...) - Subtitles(字幕) - Default Style(標準のスタイル) - Font(フォント) で好みの日本語フォント(MS Pゴシックあたり)を選択
・動画ファイルを開く
・File(ファイル) - Load Subtitles...(字幕を読み込む) で 字幕ファイル を開く

上の動画配布サイトで解説されているVLCでも出来るとは思いますが、日本語の設定方法がわからず断念。

なお、上の動画はXviDでエンコードされているようです。再生出来ない方はcodecs.comなどからXviDのコデック(直リンク)を入手してインストールしてください。


2006/10/27 追記
この動画に興味を持った方は、あわせてアルカディアに連載されていたコラム「オールドゲームミュージアム」(Extendead)も見ておくと良いでしょう。偉大な先人達が歴史に刻んだ轍の一部を垣間見ることが出来ます。
特に最終回の「NEVER SAY NEVER ~ 絶対に絶対無理だと言ってはならない」は、普段からこんな僻地のサイトを見に来ているような人なら必読です。熟読して泣いてください。

連載の内容は多岐に渡っており、人によってツボは違うので当たりはずれは有ると思いますが、どのコラムも直撃を喰らってしまうと恐らく涙無しには読み進めることが出来ません。
ちなみに、私の個人的なお奨めは、2001年8月の「私闘・サラマンダ戦記」、2003年1月の「グラII・レーザー装備の戦い」など。特にサラマンダ戦記で解説されているような思想や哲学は、私のその後の人格形成に多大な影響を与えています。


2006/10/31 追記1
Windows環境のVLCで日本語を表示するには、単にフォントを指定するだけでなく、日本語が含まれているTrueTypeフォントファイル(*.ttf)を別途用意する必要があるようです。(コメントでのご指摘ありがとうございます)


2006/10/31 追記2
以下のサイトで、Mac環境のVLCで見る方法を紹介されています。Mac環境の方はこちらを参照すると良いでしょう。
なつみかん@はてな - シューティングゲームの歴史


2006/11/27 追記
Youtubeを"GameOne"で検索すると、似たような番組が大量に出てきますね。こういったものを余所の国に先に作られてしまう我が国の文化レベルの低さに打ちひしがれつつ、せっかくなので面白そうなものをいくつか拾ってみます。流石に字幕は用意できませんが。

「ゲームミュージックの担い手達」
GameOne - Japon : Les stars de la Game Music (part2, part3)
人選のレベルで当然のように崎元仁氏や古代祐三氏を選んでしまうあたりが流石ですが、意外と普通の内容という印象。私も「シューティングゲーム」と同じくらい「ゲームミュージック」には思い入れがあるのですが、STGの時のように訳さずに居られない程の衝撃はありませんでした。
個人的にはMIKI-CHANG氏やOGR氏を引っ張り出していたら神だったのですが、まあ流石にそれは「STGのゲームミュージックの歴史」のような切り取り方で番組を作られでもしない限り無理でしょうね。本当にそんなものが作られてしまったら、その場で仏語の勉強を始めてしまいそうです。

「格闘ゲームの歴史」
GameOne - Japon, Histoire du Fighting Game (part2, part3)
歴史ドキュメンタリーの格ゲー版。主にストII以降の格闘ゲームの歴史を網羅しています。タイトルにある"Fighting Game"は、ファイナルファイトのようないわゆるベルトスクロールアクションも含めた広義での格闘アクションゲームを指しているようで、開幕にちらっとそのあたりのゲームも写っていますね。
見る人が見ればSTG版と同じくらい感動するのかもしれませんが、私は格ゲーは初代侍くらいまでしかまともにやっていないことと、やはり言葉の壁の厚さがいかんともしがたく。

「アーケードの30年」
GameOne - Japon, 30 Ans D'Arcade (part2, part3)
ゲームそのものではなく、ゲームセンターやアーケードの変遷を纏めたドキュメンタリー。単なる時代毎のアーケードシーンの紹介に留まらず、基板屋に踏み込んでコントロールボックスを紹介していたりJAMMA規格の解説をしていたりと、相変わらず何処か狂ってます。

しげやんサーガ 宮本茂物語」
GameOne - La Saga Miyamoto
おなじみ「世界のミヤモト」こと宮本茂氏(任天堂)を大々的に扱ったルポルタージュ。1時間のスペシャル版でお送りしております。

「音楽ゲームの歴史」
GameOne - Japon : Histoire du Rhythm Game (part2, part3)
音ゲーは門外漢なので、リンクだけ。
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by mostlyharmless | 2006-10-26 23:45 | 徒然