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昔読んだ本で、遺棄された宇宙コロニーの中で進化した猫達が、ヒゲから発する電波で意思の疎通をしたり機械の操作をしたりしつつ過酷な宇宙の環境を生き抜く、というような内容の小説があったことを唐突に思い出しました。

その話の中に「幼い子猫は電波ヒゲの制御がまだ未熟なので、発信は出来るけどむにゃむにゃした思考(おなかすいた、おしりかゆい、昨日でっかいネズミ食べた、といったような)が常に漏れ出ている」という描写が有って印象に残っているのですが、あれは卓見だったのだなあ、と思う今日この頃。

現実にはあり得ないような特殊な仮定をもとに、そこから導き出される未来の情景を上手に描写されて、更にそれが時間の経過により断片的にでも現実につながる様を見ると、なんだか嬉しくなりますね。これこそSFというジャンルの醍醐味と思います。
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by mostlyharmless | 2011-09-06 19:18 | 徒然